読書感想文 〜リベンジ〜

 せっかくブログを始めたし、文章力もアップさせたいと思ったので、小中で悩まされた読書感想文に再チャレンジしてみたいと思う。

 今回読んだ本はこちら。

 

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

 

 

 よ〜〜し レッツチャレンジ!

 

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 生まれて初めてちゃんと書いた実験レポートを提出した際に教授がこの本を薦めてくれた。作文は、なんとなく苦手で嫌いなので小中高を通してなるべく避けてきた。だからこそこの本に苦手を解消してくれるものがあるのではないかと思い授業後すぐに購入した。そこで衝撃を受けた。

 この本には修飾語の順番や、句読点の打ち方、”は”の使い方などの一応知ってはいるものの解説しろと言われたらできないような事がしっかり解説されている。作文を避けてきた僕にとってはどれも革命的な内容で、ためになったのはいいものの情報量が多すぎた。そのため全て実践するのは大変なのでこの本の中にあった2つのルールを意識して文を書いていこうと決意した。

 まずは修飾語の順序である。これは、今まで文を書いてきて意識した事がなかった。読んだ中でも試しやすいなと感じたのは”修飾語が連なる時は長い修飾語を先に、短い修飾語は後に置くといい”というルールだ。みんなにもこのルールの素晴らしさを体感して欲しいので、身近な大学生あるあるから1つ紹介する。

 a.明日提出予定のレポートを深夜に書き終えた。

 b.深夜に明日提出予定のレポートを書き終えた。

 bよりaのほうが読みやすい。これは素晴らしい。僕の中で革命が起きた。少し語順を変えるだけでこんなにわかりやすい文章が書ける。こんな簡単なことを意識するだけで変わるのだと思うと、作文が苦手で嫌いな僕でも試してみたくなる。作文が嫌いな気持ちが少し薄まった。 

 次に読点の打ち方である。小学生の時、「”、”っていつ打てばいいんですか?」と先生に質問した事がある。先生は、『声に出した時に一拍おけば読みやすいと思う時に打ちましょう。』と教えてくれた。あの頃からそれを信じて数十年やってきた。先生は、小学生の自分でも分かりやすいように説明してくれたのだろうけどそれは間違いだった。読点にはきちんとしたルールがあった。

 読点は①長い修飾語が連なった時にその間に打つ。②短い修飾語を前に出したい時に、つまり逆順にしたい時に打つ。というルールをこの本で教わった。ちなみに、この感想文の読点もこのルールに従って書いているつもりだ。実際に読点を打ってみて思ったのはこれはなかなか難しいということだ。しかしながらこれを意識すると、修飾関係にさらに意識が偏るのでいい文が書ける。いい文を書けたと思うと自然と楽しくなってきた。

 苦手というものは、そう感じている自分を倒さなければ解消されない。倒すためには挑戦しないといけない。挑戦するには勇気が必要である。この本を読んで作文が嫌いな気持ちが少し薄れ、実際に書いて試してみたいという気持ちに変わった。大げさに言えば作文を書く勇気を与えてもらった。他者からみればまだ駄文かもしれないけれど、これからも積極的に作文に挑戦して苦手意識をなくしていきたいと思う。

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以上、読書感想文でした〜  パチパチパチ〜〜〜

原稿用紙三枚分くらいかな (約1200字)。宿題って3〜4枚だった気がするからこれでいいよね。これちゃんと感想文になってるのかな。一応自分の経験に絡めたつもりなんだけど。書いてるうちによくわからなくなってきた。

 

もう作文じゃないし集中力も切れたので適当に書く。意識しながら書くのめっちゃ疲れる!また日を改めて書くときがあればちゃんと意識的に文を書きます。

 

この本ホントにすごくて2月ごろから買って読み始めたけどめちゃめちゃ密度が高くて全然進まなかったから読み終わったのが昨日っていうね。単に集中力がなかっただけなんだけども。だから夏休み中に本読んで感想文書くのってだいぶしんどいなと思った。でも書きたい事メモ書きして実際に書き終わったのは3時間くらいだから読書が済んでいれば最終日に感想文を書く事は余裕なのかも?

 

大人の階段大体登りきった今だからこそこんなに本の感想が書けたわけで、小学生とかなんも考えずにただ遊んでた時期に感想文を書かせるのは酷だな、と思う。ほんとに。だからお母さんに書いてもらっちゃうんだよなぁ、ありがとうお母さん。

 

 

 

この本の話をもっとすると本田さんが他者が書く文を容赦なくdisるのが結構面白い。あと段落って以外とむずいと思った。他にも知ってるようで知らなかった事がたくさんあるから、まあ気になったら読んでみてください。一生役に立つものに出会えてよかったなと心から思います。もう会う事はないけどあの時の教授、ありがとう。

 

もう一つ理科系の作文技術という本も買ってあるからこれも読まなきゃ。どちらかというとこっちのほうが大事。

 

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

 

 

漫画も最近出たらしいね。

 

まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本)

まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本)

 

 

 

そんなかんじで継続的に作文頑張るぞ!

読書感想文で悩んでる子供とかお母さんがこのサイトを見つけてくれるといいな。参考になるとは思えないけど。

 

あと書きたい事があればそう感じた瞬間にどこでもいいからメモしとかないといけないと思った。もっといい感想文を昨日の夜に思いついていたのにいざ書くってなった今日には忘れてた。悔しい 。良文書きたい。最後まで読んでくれた人、とりあえずここまでスクロールしてみた人、ありがとうございました。おわり。