駆け込みで夏をした
夏、してますか。
夏、したいですよね。
夏、しました。
8月下旬、夏をしようと決意し、実行に移したからその感想文。
8/28
今年の8月は暑いだけで夏っぽいことを何もしてないなと思った。
暑いっていうマイナスな面だけを夏から受け取るだけじゃ夏に負けたことになる。
勝てなくてもいいからせめて引き分けたい。
あと3日、夏をすることにした。
8/29
研究室で1日実験。
あくまでも日常生活を送る中でのサブタスクとしてのdo夏なのでしょうがない、決して負けていない、むしろ勝ちまである。
8/30
研究室の帰りに川沿いを歩く。
夏をする上で景色はかかせない。青い空、白い雲、生き生きとした緑。
旅行は行けないにしてもどうにかして夏景色を摂取できないかと思い鶴見川に行ってきた。
狙い通りの夕焼け。川特有のちいちゃい虫に襲われてげんなりすることもあったが、セミの声と川の音を聞きながら景色を楽しむ散歩は心地よかった。
そして夜、走った。
夏といえば汗、「こんなでる?笑」っていうぐらいの汗をかくのが夏。
当日誘っても絶対にOKしてくれる友達とランニングをした。去年の夏は健康生活を送るために朝ランニングしてたのに、今年はしなかったねぇと思い出に浸りながら、夜の街を走った。
2021年で1番汗をかいた。Tシャツとハーフパンツの色が濃くなるぐらいの汗をかいた。帰宅後の水シャワーが気持ちよくてニコニコした。
8/31
昼に素麺を食べる。
今年の夏はまだ素麺を食べていなかった。
めんつゆと生姜で食べるあの素麺を食べよう。
200gってこんな量なのか。思った以上に多かった。
自分あるある:食べきれなさそうと思ったとき、食べ物に対して恐怖感でいっぱいいっぱいになり、味覚と嗅覚がなくなる
が発動したが、do夏精神で食べた。
午後にワクチン打って夏、終了。
感想
do夏ということで駆け込みで、「夏景色を見る」「汗をたくさんかく」「素麺を食べる」をしたわけだが、夏ができたか?と言われたら夏、出来なかった。冒頭で夏、しました。と言っているがあれは嘘。これらは自分の思っている夏じゃなかった。
経験して感じたのは、自分にとっての夏は、友達、冒険、青春(=小中高大の夏の思い出)だったということ。
友達とわいわいバーベキューしたりアイスを食べたり。
ひとりでドキドキワクワクしながら遠い街に旅行したり。
辛い思いをしながらも一つの目標に向かって仲間と部活に取り組んだり、宿題に追われたり、いいともを見ながら家族と昼ごはんを食べたり。
それらを夏だと捉えていたことにと気づいた。
これに気づいたからこそ、考えを改めようと思う。その年その年にあった夏がある。そのときの年齢にあった夏がある。思い出は思い出。
暑いというマイナスな面だけを受け取るのも夏らしさではないか。今年はそういう夏じゃはいか。十分夏をしてるではないか。
ということで夏に勝ちました。来年も勝ちにいく所存ですので、コロナ早くおさまってください。