知らなかったビールのこと

 北海道旅行に行ってきた。

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 そのとき訪れた小樽運河の近くの小樽ビールのお店。

otarubeer.com

 このお店はレストラン的なところだけど1時間に1回程度ビールの製造見学もやってた。その見学でいろいろ知らなかったことを教えてもらったからメモ程度に残しておこうかと思う。正直ビールに関しては『疲れたときに飲むとうまい、飲み会の一杯目の飲み物』というくらいの知識というか認識しかなかったから目から鱗の情報ばかりだった。

 それでは早速書いていこう。あ、聞いたことを思い出しながら書いてるから事実と違うことがあるかもしれないのであしからず。

 

 

ビールの原材料

 これすらもよくわかっていなかったというね。今までよくわかんないものを口にしてたことになる。情けない…

 主な原材料は麦芽ホップ酵母麦芽はその名の通り麦が少し芽を出したものでこれ自体は口にしても甘かった。ホップはビールの香りづけと抗菌の役割を担っていて、これがビールの苦みにつながる。ホップは草の一種👇であんまいい匂いはしなかったな。鼻がイかれそうな、ンギュッってなる匂い。

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ホップのイメージ図、こんな画像もあるいらすとやすごいな笑

 これらの麦とホップ酵母と水を加えることであのビールの味が誕生する。この酵母、実際によく売られている缶ビールや瓶ビールには入っていないらしい。なぜなら缶や瓶に入れられる前にフィルターなどで酵母は濾過されてしまうから。However、小樽ビールは酵母を除去していないから瓶の底でふわふわした酵母が沈殿していた。

 この小樽ビールの瓶の中で酵母はまだきている。つまり生ビール、ということになるんですねぇ😏(説明の中でこれが一番感心したし、説明してくれた人もこのときドヤ顔してた気がする。)逆に言えば普段飲んでるビールって死ビールってことになるのか。いや、酵母が無いから無ビール?まあどうでもいいか。

 

 


GLAY / HOWEVER

 たーえまなく、そそぐあいのなをー、えいえーんと、よぶこーとが、できーたならー

やべ、脱線しました。

 

 

 

ビールとグラス

 ビールの味によってグラスを変えるといいらしい。そんなこと考えたこともなかったし、そもそもビールに味の違いがあるのかもよくわからなかったけどね。

 すっきり飲みやすい口当たりのビールにはスイスイ飲めちゃうような薄めのグラスを、ゆっくり飲むような温かいビールにはより保温が効く陶器のグラスを使うといいんだって。あと、あのおなじみのグラス👇にはどんなビールがいいのか説明してたんだけど忘れてしまった。無念。

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ビールの泡と苦み

 ホップ?か酵母?が麦芽を食べる(化学反応的な)ことで泡が作られる。本物のビールは炭酸も泡も勝手に発生するもの。わざわざ二酸化炭素を入れてしゅわしゅわさせているわけじゃなかったのか〜

 また、その泡が作られる過程で麦芽の甘みが苦みに変わっていく。この甘みがなくなっていくと俗に言う辛口ビールになる。辛口ビールは辛いってわけじゃなく、甘さがなくなったってことなのね。

 

 

 

ビールの呼び方

 酵母を発酵させる温度によってビールの呼び方が変わる。冷温発酵はラガービールと呼ばれ、常温発酵はエールビールと呼ばれている。僕たちが普段飲んでいるのはラガービールってこと。エールビールってドイツ特集の番組で聞いたことがある気がする。ヨーロッパとかではスタンダードなのかな。日本じゃ常温のビールなんて考えられないけどね。

 冷温発酵の冷温は0度〜10度のことで、この温度で酵母が活動している。つまりラガービールを楽しめるのは0度〜10度であるのに、居酒屋とかではとにかくキンキンに冷やしたり、氷点下であることを前面に出したりしてる。こんなことするのは日本特有の文化らしい。確かに◯間◯間のビールは冷やしすぎて、もはやシャリシャリしてたわ…”チンカチンカのルービー”も日本特有か。

 

 

 

ビールの実飲

 見学も終わったところで実際に飲んでみたくなったので注文した。メニューはこんな感じ。どれも割と冷たいまま提供されたからラガービールの一種ってことでいいんだよね。

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 今回飲んだのはドンケルとヴァイスの2種類。お店に売店もあったから、飲まなかった残りのピルスナーはパッパへのお土産として買って帰った。

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左がドンケルで右がヴァイス

 では感想。ドンケルはメニューに書いてある通り甘かった。セコマで買った北海道限定缶ビールのCLASSICもこっちに近いんじゃないかな。

 ヴァイスは言われてみれば遠くでバナナの味がする…くらいだった。メニューに書いてあるようなフルーティ感はなく、むしろ口に入れた瞬間はウインナーの味がした。だからヴァイスはウインナー料理に合うんだな!って思ったけどウインナー料理にはピルスナーが合うらしく、ヴァイスはワッフル的ななんか(忘れちゃったけどとにかく甘い食べ物)が合うよってメニューの端っこに書いてあって何言ってんだと思った。

 なにはともあれ、ビールの知識をつけてからだと味の違いもよくわかった。ビールをちゃんと味わったのも初めてかもしれない。あと、ちゃんとしたビールだから泡がふわふわで固くて泡は飲むというより食べる感覚だった。初体験。

 

 

 

 

 以上。いつもビールは味を気にせずノリで飲む感じだったけどこれからは少しくらい味を気にして飲んでみようかな。あと、ビールの見学をしたり、ビールの味を楽しみながら飲むなんて大人になっちまったなぁとしみじみ。

 

 そして事実と意見が入り混じったような文章になってしまった気がしなくもない。今後もっと意識していく。